千葉の鳶職人が実際に未経験者からの質問に答えてみた

こんにちは! 株式会社片岡組のスタッフです!
弊社では、千葉県習志野市を拠点に、鉄骨工事や足場工事といった鳶工事を承っております。

高所を鳶のように飛び回る鳶職人、その姿に憧れを抱く方も少なくないことでしょう。
「鳶職人になりたい!」と思うと同時に、さまざまな不安も生まれることから、足踏みを続けている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回、弊社の社員がまだ鳶職人未経験だった頃、入社前によくあった質問をピックアップして、私から現役の職人や代表に直接質問してみました!

未経験者の受け入れについて

インタビュアー

本日はありがとうございます!未経験の方からは見えないさまざまな部分を職人さんに教えていただこうと思っています。

代表

未経験の段階から興味を持ってくれるのは、私はもちろん鳶職人として働いている従業員も非常に嬉しいよ!今日はよろしく!

インタビュアー

ありがとうございます。
さっそくですが、求人情報について質問です。
片岡組では本当に何も知らない状態からの未経験者を受け付けているんですか?

代表

もちろん!本当に何もない状態から入ってくる方が当たり前だし、そこからみんな立派な職人として育っているよ

インタビュアー

なるほど・・・!
一般的に考えると普通自動車免許やある程度の社会経験を最低ラインにしている企業様も多いと思うんです。
「そういった免許や経験のたぐいもなくてもOK!」ということなんでしょうか?

代表

もちろん、そういった経験や免許もあるにこしたことはない。
だけど、うちでは人材育成にすごく力をいれていてね。

それこそ、入社前後からまめに相談に乗ったり、玉掛けやとび技能士といった専門的な資格取得支援といった具体的なサポートも行ったりしているよ。

資格は費用負担はもちろん、技術的な講習までサポートしている。
それと、やや特別な事例ではあるけど、とび職志望の外国人の方の受け入れも行っている。

インタビュアー

なるほど、後々必要になる資格まで支援しているなんて、最初の就職先としても安心ですね。
外国人の方の受け入れ体制があるというのも、日本でがんばっていこうとされている方には心強いと思います。

ただ、昔の未経験者の方の声を取り上げてみると「ネットで鳶職人について調べると『玉掛け』や『とび技能士』といったなじみのない資格が出てきて、一気にハードルが上がる気がした」といった声もありました。

代表

ここは実際の職人に答えてもらおうかな!

弊社の鳶職人

確かに!
僕も当時はそういった情報を目にしてハードルが上がった気がした。
でも、鳶職人についてのインターネットの情報には、部分的に切り取られたものも多いよね。
それって、100段くらいの階段があって、急に50段目のようすを覗くようなものなんだ。
仕事を経験した今だとそう断言できる。

実際は「専門的な資格がないと鳶職人の仕事に就けない」なんてことはない。
一般的なイメージで「資格取得が先」という風にとらえる人も多いけど、鳶職人の世界では「まず経験を積んでみる」というところがある。

例えば「とび技能士」の試験内容は実技がメインだし、3級以外実務経験の年数が受験資格になっているしね。

インタビュアー

なるほど!
未経験というピュアな状態から、実際の現場で徐々に仕事を覚えていくのがふつうということなんですね。

先輩社員は職人気質?

インタビュアー

職人と呼ばれる方には気難しいイメージを持っている方が多いようです。

代表

確かにそういったイメージを持っている人も多いだろうね。
ただ、うちの社風を一言でまとめるとしたら自信をもって「アットホーム」といえるね。

弊社の鳶職人

もちろん、職人みんなの安全やお客様から依頼された仕事がかかっている分、厳しい面が出ることもあるよ。
ただ、それは「頭ごなしに怒る」とか「わざと教えない」といった、悪い意味での無茶な職人気質では全くない。

新しく入ってきた人には、安全に、そして確実に技術を覚えていってほしいから、具体的にしっかりと共有するっていうことだ。

ただ、ほとんど代表の回答どおりだよ。
先輩と後輩のやり取りはもちろん、社員が直接代表に悩みや休暇の相談をしたり、社内全体で良い意味で距離が近いところがあるよ!

高所での作業は怖い?

インタビュアー

鳶職人といえば高所での作業ですよね。
最近では(鳶職は)かなり安全になっているとお聞きしておりますが、職人の皆さんは怖さはありますか?

弊社の鳶職人

安全面についてはその通りで、昔と比べてすごく転落事故の危険性は減っている。
そのための制度も管理体制も出来上がっているからね。

でもね、怖さが無いといえば嘘になる。
というより、怖さは少なからずないといけない。

インタビュアー

と言いますと?

代表

これは僕が強く持っている育成方針だから僕から回答しようかな。
一言でいえば「自分の責任感で最後まで仕事をしてほしい」ということになる。

先ほどうちの職人が答えたように、とび職の安全面に対する仕組みは徹底している。
だから、事故をおそれずチャレンジしてほしいというのは自信をもって伝えておくよ。

ただ、仕組みによりかかるとどうしても個人の意識はゆるくなってしまうよね。
仲間同士の意識共有があるから、こういった制度や体制が活きてくると思う。

安全面の話に当てはめると「安全に仕事するにはどうすればいいか」を意識すれば、「高所に対する恐怖を忘れない」というのは重要な心構えだと気づけるよね。

インタビュアー

なるほど・・・!
安全面もそうですが、おっしゃるように仕事全般に応用できそうな考え方ですね。

代表

そうだね。
僕は常々「『やったら最後までやる、途中で投げ出さない』ということをちょっとずつ自分から意識してみてほしい」と社員に言っている。

その仕事の最後ってどこかって、たぶんチームで共有される現場の情報に自分から耳を傾ける姿勢がないとわからない。

だから頭ごなしに「投げ出すな!」なんて言うことはなく、自発的にその意識を持ってもらえるよう心掛けている。

理由なく単発の指示だけを下ろされて、それをひたすらこなすというのは、仕事としても楽しくないし、何か指摘を受けると、それをどこまでも引きずってしまう原因になると思っている。

受けた指示や指摘が何につながるかを察知できたり、他の施工に応用できるようになるには、何よりまず「自分の仕事に責任を持つ」という意識がスタート地点だということだね。

月並みに聞こえるかもしれないけど、この意識がキャリアアップのためにも本質だと思っているよ。

気候の厳しさはある?

インタビュアー

高所での作業の怖さのさらに奥に、責任感を持つということの深さが垣間見えました。
もう一つ、職人さんの意識の外の話になりますが、夏や冬の作業のつらさが不安になる方もいるようです。

弊社の鳶職人

確かに夏や冬はつらいかもね。
ただ、それも意識の外の話ではなく、どちらかといえば中の話だよ。

インタビュアー

責任感ですか!

弊社の鳶職人

それも大事だけど、加えて連帯感かな!
隣の職人のつらさをみんなが知っているから、部下の社員にもこまめに休憩を取るように声掛けして、事故につながらないように体調管理を徹底している。

つらくないといえば嘘になるけど、変な根性論に持って行ったり、休憩をとらせないなんてことは当然ないから安心してほしい。

最後の挨拶

インタビュアー

本日はありがとうございました!

代表

ありがとう!
片岡組という会社が、社員同士の気遣いがあるアットホームな会社であることが伝わるとうれしいな。

弊社の鳶職人

鳶職人は固いイメージで見られがちだけど、これをきっかけに挑戦してみようと思ってもらえたらありがたいですね。

新規スタッフ大募集!


今回のインタビュー、みなさんはどんな印象を持たれたでしょうか?
現在弊社では、新規鳶職人の求人募集を行っております。
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皆様からのご応募を心よりお待ちしております。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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